大規模マンション購入者調査

第28回大規模マンション購入者調査

大規模マンション購入者調査

高い購買力によりマンション市場を牽引するパワーカップル。共働き、高年収ならではのマンション選定ポイントとは?

調査結果サマリー

世帯主年齢40歳未満かつ年収600万円以上、世帯合算年収1,000万円超の「パワーカップル」層が増加。
買い物便より通勤便優先、住戸の日当たりよりもプライベート性や面積などのゆとりを求め、外観デザインやグレードを重視してマンション選定を行う。

株式会社日本経済社では、2002年より、1都3県で販売された大規模マンションの購入者を対象とした調査を実施しています。
第28回となる今回は若年パワーカップルのマンション選定時における重視ポイントを分析してみました。その一部をご紹介します。 その他の項目など、より詳しい分析結果についてはお問い合わせください。

  • 直近5年の価格帯別住戸購入者の年齢は、6,000万円以上の高額住戸において40歳未満の比率が増加
  • 5年前と今回調査の比較では、パワーカップル(本稿では世帯主年収600万円以上、世帯年収1,000万円以上とした)の全体に占める割合が約10ポイント増加、特に40歳未満の比率が増えていることが影響していると考えられる
  • 今回調査から、40歳未満パワーカップルがマンション選定時に重視するポイントとしては、
    ・立地条件: 沿線、最寄り駅、通勤便 等
    ・建物条件: 物件のグレード、外観デザイン 等
    ・専有部分条件: 住戸の位置、面積、部屋数 等
    が、その他の層に比較して高くなっている
  • 今回調査より、購読新聞の選択肢に各紙電子版を追加した結果、 40歳未満パワーカップルの購読紙は日経電子版が圧倒的に高い

調査結果の詳細

直近5年間での変化について
価格帯別住戸購入者の年齢

マンションの住戸価格帯別で世帯主の年齢内訳をみると、5年間で6,000万円以上の高額住戸において40歳未満の占める割合が高くなっています。

調査回答者全体に占めるパワーカップル世帯の割合

回答者全体に占めるパワーカップル世帯の割合は、
2017年:29.6% → 2021年:40.4%
またこの内、世帯主の年齢が40歳未満の層は
2017年:12.9% → 2021年:22.7%
と、どちらも10%程度の増加となっています。

しかし、パワーカップル全体を100とした場合、40歳未満の世帯が
これに占める割合は
2017年:43.7% → 2021年:56.2%
で、明らかに若年パワーカップルが増えていることが分かります。

40歳未満パワーカップルについて
物件選定時の重視ポイント(立地条件、3A)

40歳未満パワーカップルは共働きのため、物件の立地については買物便でなく通勤便や通勤しやすい沿線・駅をより重視しています。  また、子育て世代でもあるため教育環境も他の層に比べて重視ポイントとなっています。

物件選定時の重視ポイント(建物全体、3A )

建物全体では、ゲストルームや駐車場よりも物件のグレードや外観デザイン、外構等の見た目をより重視しています。

物件選定時の重視ポイント(専有部分、3A )

40歳未満パワーカップルは日中の不在が多いため、住戸の向きや日当たりよりも住戸の位置(角部屋等)のプライベート性や面積・部屋数等のゆとりをより重視しています。
 また、設備・仕様水準やブランド等へのこだわりも他に比べてやや強いことが分かります。

 以上の特長から、高額物件の販売にあたってパワーカップル層をより効果的に集客していくためには、上記のポイントをしっかり押さえたアプローチが必要になってくると言えるでしょう。

購読新聞(MA) ※今回調査より各紙電子版を選択肢に追加

 40歳未満パワーカップルの購読新聞は、日経電子版が圧倒的に多数を占めました。紙での購読も日経新聞が他紙に比べて多くなっています。

<日本経済社「大規模マンション購入者調査2021」調査概要>
◆調査期間:2021年6月1日(火)~ 25日(金)
◆調査方法:調査票留置法(投函により配布、郵送にて回収)
◆調査対象:首都圏で2020年4月~2021年3月に竣工した総戸数150戸以上の物件47件中30件、7,000戸に配布
◆回収数:942件
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