オリジナルプロジェクト 第1期活動実績(2021年8月~2022年3月)

■第1期活動実績
(2021年8月~2022年3月)

●定例研究会

●ネットワーキング他

●定例研究会

第1回 8月24日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ みどりの食料システム戦略概論「フードシステムの未来へ」
戦略の背景にある課題、策定経緯、基本概要ならびに目標達成に向けた工程について説明します。
また、戦略実行に向けて必要な国の施策や、民間が担う役割について議論します。
講 師 国立大学法人 東京農工大学 学長 千葉 一裕 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
みどり戦略策定の背景や意見交換会などの経緯、2050年に向けたKPIの詳細、法制化等今後の動向についてお話しいただきました。
●第2部 東京農工大学 千葉学長より
みどり戦略の目標を達成する際に必要となる企業側の取り組み姿勢や、プログラムディレクターを務められている「ムーンショット型研究開発事業(目標5)」のプロジェクト紹介とみどり戦略との関係性についてご説明いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、今後の具体的な検討政策やオールジャパンで取り組む際の国としてのオーソライズの現状、日本企業の強みなどについてのやりとりが行われました。
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第2回 9月7日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 具体的な取組領域①「加工・流通」
ムリ・ムダのない持続可能な加工・流通システムの確立
講 師 一般社団法人日本加工食品卸協会 専務理事  時岡 肯平 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
みどり戦略内の「加工・流通」領域において、食品分野の持続可能性に向けた取り組み状況や、令和4年度予算の概算要求に盛り込まれた同領域の対策事業についてご説明いただきました。
●第2部(一社)日本加工食品卸協会 時岡専務理事より
加工食品サプライチェーンの課題をはじめとする現状認識と、業界の商流・物流における全体最適解の方向性について将来像を含めお話しいただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、EDI等データ基盤の整備・標準化における問題点、省庁間を含む各セクター間の対話・連携の必要性などについてのやりとりが行われました。
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第3回 9月14日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 具体的な取組領域②「生産」
イノベーション等による持続的生産体制の構築
講 師 株式会社マイファーム 代表取締役  西辻 一真 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
みどり戦略内の「生産」領域で注目されている「有機農業」について、世界および日本の関連商品売上の推移・現状から、取り組み拡大の手法やロードマップ、概算要求に盛り込まれた同領域の対策事業についてご説明いただきました。
●第2部(株)マイファーム 西辻社長より
有機農業が拡大・普及するために必要かつ現実的なポイントを、消費者の意識・行動変容から具体的な栽培技術まで、幅広く解説・ご提示いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、有機農業拡大のスタートダッシュに必要なアクション、参考になる大規模農場事例、他省庁との今後の連携等についてのやりとりが行われました。
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第4回 9月21日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 具体的な取組領域③「調達」
資材・エネルギー調達における脱輸入・脱炭素化・環境負荷軽減の推進
講 師 千葉エコ・エネルギー株式会社 代表取締役 馬上 丈司 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
フードシステム全体に関わるエネルギー調達分野のうち「再生可能エネルギー」に焦点を当てて、世界および日本の導入現状や、特に農山漁村での導入促進に向けた環境整備(各地の条例、農山漁村再生可能エネルギー法)についてご説明いただきました。
●第2部 千葉エコ・エネルギー(株) 馬上社長より
みどり戦略の中での再エネの位置づけの確認から、特に農業の生産現場において共生可能な営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の可能性について、同社の事例や諸外国での取り組みを引用しながら解説いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、再エネ導入促進のキープレーヤーやそのために必要な連携アクション、営農型太陽光発電の具体的な導入手順等についてのやりとりが行われました。
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第5回 9月28日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 具体的な取組領域④「消費」
環境にやさしい持続可能な消費の拡大や食育の推進
講 師 オイシックス・ラ・大地株式会社 グリーンプロジェクト リーダー 東海林 園子 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
環境にやさしい食育の推進と題し、生産消費の現状および第4次食育推進基本計画の概要について説明、加えて農林水産省で実施している「あふの環プロジェクト」も紹介いただきました。
●第2部 オイシックス・ラ・大地(株)東海林グリーンプロジェクトリーダーより
同社のグリーンシフト施策のうち「フードロス削減」に関する複数の取り組み例と、それらに対する顧客の反応に関してご紹介いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、食育に関して民間の取り組みに対する期待や、「アップサイクル」「商品ラベリング」等の考え方・進め方についてのやりとりが行われました。
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第6回 10月12日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 国連食料システムサミット レポート
○国連FSSでの議論、「みどりの食料システム戦略」への反応
○食料システム分野における世界のトレンド(主に欧州)
○今後の企業に求められるアクションとは
講 師 農林中金総合研究所 執行役員 基礎研究部長 平澤 明彦 氏
DSM株式会社 代表取締役社長 丸山 和則 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
2021年9月23-24日にNYで開催された国連食料システムサミットに関して、目的・概要や今後の活動展開、日本からの発表・主張の内容についてご報告いただきました。またグテーレス国連事務総長による行動宣言に関する資料も提供されました。
●第2部 農林中金総合研究所 平澤執行役員より
欧州グリーンディール(EGD)とFarm to Fork戦略を主要トピックスを中心に内容説明いただくと共に、EUの共通農業政策(CAP)への影響を解説いただきました。
●第3部 DSM(株)丸山社長より
オランダに本社を構えるグローバル企業の栄養関連事業内容と同社のコミットメントをご紹介いただきました。また国連食料システムサミットの印象や、EUにおける食品ラベリング動向も話題提供いただきました。
●第4部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、先行するEUに対して日本が取るべき位置・主張やビジネス機会、また食料システム分野における中国の動向等についてのやりとりが行われました。
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第7回 11月16日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 企業に求められるコミットメント
○コミットメントとは
○コミットメントの策定プロセスと評価
○国内の先行事例紹介
講 師 食品産業中央協議会 宮本 雅宏 氏
味の素株式会社 執行役 サステナビリティ・コミュニケーション担当 森島 千佳 氏
日本ハム株式会社 取締役 常務執行役員 前田 文男 氏
開催レポート
●第1部 食品産業中央協議会 宮本様より
昨今の企業に求められる情報開示の動向から「コミットメント」の必要性、その策定手法についてご説明いただきました。
●第2部 会員企業より
会員である味の素株式会社 森島執行役・日本ハム株式会社 前田取締役に、自社のビジョンやマテリアリティと、それを踏まえた「コミットメント」の内容、策定経緯等についてご紹介いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、「コミットメント」の策定や実行にあたっての留意点、その内外における期待効果などについてのやりとりが行われました。
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第8回 12月14日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ 東京栄養サミット レポート
○東京栄養サミットでの議論、世界のトレンド
○企業のコミットメントと評価
○今後の日本企業に求められるアクション、海外におけるビジネス機会
講 師 株式会社ニューラル 代表取締役社長 夫馬 賢治 氏
農林水産省 担当者
開催レポート
●第1部 農林水産省より
2021年12月7日・8日に開催された「東京栄養サミット」と、その5テーマのうち「食:健康的で持続可能な食料システムの構築」に焦点を当てた農林水産省主催のサイドイベントについて、目的やそこで発信された宣言・国や企業のコミットメント等についてご報告いただきました。
●第2部 (株)ニューラル 夫馬様より
本年2月の国連世界食料安全保障委員会から国連食料システムサミット、東京栄養サミットと続いた発表・議論の中でも、「栄養」に関する投資家グループによる評価視点と、国内外の食品企業側の対応・取り組みを中心に、トレンドを解説いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、東京栄養サミットの総括、投資家が脱炭素だけでなく「栄養改善」にも注視し始めている流れ、SDGsへの関心の高い若年層への期待、中小企業への取り組み促進施策、「Reformulation」というキーワード等について、やりとりが行われました。
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第9回 2022年1月18日(火)13:00-14:30 オンライン
テーマ ESG経営とみどりの食料システム戦略
○企業のESG活動のトレンド
○ESG投資の現状
○みどり戦略とESG経営
講 師 株式会社日経リサーチ コンテンツ事業本部 副本部長 佐俣 桂子 氏
株式会社三井住友フィナンシャルグループ ホールセール企画部部長 兼 サステナブルビジネス推進室 末廣 孝信 氏
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター シニアスペシャリスト 村上 芽 氏
開催レポート
●第1部 日経リサーチ 佐俣様より
「第3回日経SDGs経営調査」のフレームや全体結果の概要に加えて、食品業界企業のスコアリングにおける傾向・課題等について 報告いただきました。
●第2部 (株)三井住友フィナンシャルグループ 末廣様、(株)日本総合研究所 村上様より
末廣様にSMBCグループによる「みらい共創ファーム秋田」を通じた農業活動や環境・社会課題解決コミュニティGREEN GLOBAL Partnersによる取り組みを、村上様にサステナビリティ活動におけるファイナンスの現状やみどり戦略のKPIの活用視点などを解説いただきました。
●第3部
日本経済新聞社コンテンツユニットが聞き手となり、企業がESG事業推進においてファイナンスを組むために求められる姿勢や計画のポイント、情報開示の必要性等について、やりとりが行われました。
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第10回 2022年2月28日(月)会員社専用オンラインストレージサービスにて収録動画公開
テーマ 気候変動リスク/TCFDにどう対応するか
○気候変動のリスクは「気候変動」だけではない
○先進国にはどのような気候変動リスクがあるか
~G7(2021年英国)で議論された「農業における気候変動リスク」とは
講 師 合同会社TMP CLIMATE  FOUNDER ルー・マンデン氏
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●ネットワーキング

第1回 会員交流会 2021年11月25日(木) 13:30~15:30
会 場 東京都内
内 容
●第1部 会員企業によるプレゼンテーション(1社5分・全7社実施)
※着席シアター形式
●第2部 名刺交換会・会員企業紹介
※立食形式、軽食・ドリンク(ノンアルコール)を提供
開催レポート

都内会場にて、会員社・定例会講師・関係者を含め70名以上の方にご参加いただきました。

●第1部
会員社6社および主催者からのプレゼンテーションが行われ、それぞれの事業内容や特色ある商品について認知、理解を深めることができました。
●第2部
立食形式の和やかな雰囲気の中、会員相互の名刺交換、情報交換やプレゼンテーションについての質問などが行われました。
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第1回 会員ビジネスプレゼンミーティング 2021年12月3日(金) 15:00~16:00 オンライン
内 容
●第1部
会員社(株式会社林原)からのプレゼンテーション
●第2部
質疑応答、参加社相互の意見交換
開催レポート
●第1部
会員社である株式会社林原の事業内容、商品等についてのプレゼンテーションが行われました。
●第2部
参加会員社との質疑応答、意見交換を通じて今後のビジネス展開の可能性を探るミーティングとなりました。
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第2回 会員ビジネスプレゼンミーティング 2022年1月19日(水) 13:00~14:00 オンライン
内 容
●第1部
会員社(国土防災技術株式会社)からのプレゼンテーション
(植物活性剤「フジミン」の製品解説と事業展開について)
●第2部
質疑応答、参加社相互の意見交換
開催レポート
●第1部 国土防災技術株式会社より
会社概要、植物活性剤「フジミン」の製品解説および活用事例についてプレゼンテーションが行われました。
●第2部
参加会員社との質疑応答が行われ商品理解促進や事業展開につながるディスカッションが行われました。
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「SDGs時代の食品購入についての調査」速報結果報告会 2022年3月10日 11:00~12:00 オンライン
内 容
●第1部
結果速報 株式会社日経リサーチ 新規事業開発室長 高橋 正剛氏
●第2部
質疑応答および当研究会としての基調確認
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