クリエイティブ事例 「未来の当たり前」を描くクリエイティブで広告賞受賞
〜日本経済新聞 企業広告〜

担当者

中村博之
日本経済社 クリエイティブ局 第2部
クリエイティブディレクター

浅野元気
日本経済社 クリエイティブ局 第3部
デザイナー

有人宇宙システム株式会社(JAMSS)は1990年に創業。国際宇宙ステーション(ISS)における日本実験棟「きぼう」を運用する唯一の民間企業です。また宇宙飛行士や管制要員の訓繰、宇宙実験の支援など有人宇宙技術に幅広く関わっています。そうした『ひとと宇宙を結ぶリーディングカンパニー』JAMSSの認知度向上のため、日本経済新聞を活用。そのクリエイティブ作成を担当しました。

課題

宇宙の開発・利用に取り組む民間企業として、認知度を向上させたい

かつては国家プロジェクトであった宇宙事業も、民間企業がビジネスとして取り組むような時代に変わり、社会と宇宙の距離が縮まってきました。最近ではスペースXの挑戦や、日本の民間人として初めてZOZOの創業者前澤氏がISSに滞在、『宇宙なう』とツイートしたことが話題になりました。そんな宇宙事業全体の盛り上がりのなかにあっても、JAMSSはまだまだ認知度が低く、どんな企業なのか知られていないことが課題でした。新聞広告への掲載は1回だけを予定していたため、コピー、ビジュアルともに、読者の印象に残るインパクトのあるものが求められました。

実施内容

「未来の当たり前」を描く。

アイデアブレストではSF映画のような派手で先進的な未来を描くアイデアが多く出ましたが、しっくりくるものがありませんでした。そうした状況を打破したのが、並行して考えていたコピー「宇宙に行くことを、いつか冒険とは言わなくなる。」でした。このコピーを用いて、SFのような夢物語ではなく「未来の当たり前」を描いていくことが決まりました。新たなコンセプトのもとで、懐かしさを感じさせる教室の風景と宇宙ステーションが見える景色を組み合わせたビジュアルを制作。未来の日常を切り取ったような不思議でギャップのある原稿が生まれました。

新聞広告(7段)

成果

ビジュアルは好評を博し、リクルートでも活躍。

社員の方から、これまでのJAMSSのイメージを一新する斬新なデザインであると、高い評価を頂きました。このクリエイティブをリクルートにも活用したいと相談があり、合同説明会で配布するチラシやスライド、就活サイトなどで使用され、学生との接点ともなっています。また本広告は、優れたグラフィック作品に授与される米国のGraphis Advertising Awards 2023でSilverを受賞しました。

※内容および担当者の所属・肩書は2024年1月現在のものです。