クリエイティブ広告賞 世界に向けた周年ブランディングで広告賞を受賞
~日経15段 ✕ Financial Times全ページ ✕ WEB広告~

担当者

塚本良介
日本経済社
関西マーケティング室
クリエイティブディレクター/コピーライター

「ストリートファイター」「バイオハザード」「モンスターハンター」など世界中で愛されるゲームソフトウェアを数多く生み出してきた株式会社カプコン。創業40周年を機に日本経済新聞、Financial Times(以下、FT)などを通じてグローバル展開の企業広告を実施しました。

課題

ターゲットは全世界の投資家。ファンへの感謝も

世界のおよそ230の国や地域での販売実績があるなど、カプコンの顧客は、その大半が海外。今回の広告のテーマも、全世界の投資家やアナリストへのアプローチと、ファンへの感謝をあらためて伝えるというものでした。クリエイティブは、海外では(ゲームソフトウェアの認知と比べて)企業認知はそれほど高くない、という前提に立って進めました。「ストリートファイター」や「バイオハザード」などゲームソフトウェアだけでなく、カプコンという企業名をしっかり伝えていくことを大切に考えました。

実施内容

国内媒体と海外媒体とでアプローチを変え、デジタルでの展開も強化

メインのキャッチコピーは先方が大切にしているスローガン「大阪から世界へ」を採用。ゲームタイトルをフックにしながら、企業ロゴや周年ロゴを目立つ位置に配置し、カプコンという企業名をはっきり打ち出していくことにしました。
当初はFTと日本経済新聞で同じ原稿を想定していましたが、海外の投資家へのアプローチをより強化することが求められ、内容を変えることとしました。FTの原稿では、販売本数などの数的実績を「ストリートファイター」や「バイオハザード」、「モンスターハンター」のビジュアルと共に発信。またキャッチコピーは日英併記とし、日本のメーカーであることを明示しています。
一方、日本経済新聞では、周年の紹介と感謝の意をより強調しようとゲームキャラクターが勢ぞろいしたワンビジュアルを採用。祝祭感を高め、親、子、孫と幅広い世代に手にとっていただけることを意識しました。併せて、日経電子版とFT.comでもゲームキャラクターを使ったWEB広告を制作、デジタルでのアプローチも強化しました。

Financial Times

日本経済新聞
※読売新聞にも掲載

FT.com

日経電子版

成果

世界中の投資家やアナリストにアピール。SNSでも反響を実感

「ふだん新聞はあまり読まないけれどコンビニに買いに走った」「広告紙面を額装した」「永久保存にしたい」など、SNSを中心に嬉しい反響を数多くいただきました。(原稿を撮影した)写真付きのツイートも多数みられ、この広告に対して能動的につぶやきたい方が多かったのだと受け止めています。クライアントからも、社内での周年に対する意識統一を図ることができた、世界中の投資家やアナリストにもアピールできる貴重な機会になった、と報告を頂きました。今回の一連の広告は、第72回日経広告賞「日経・FTグローバル特別賞」を受賞しました。

※内容および担当者の所属・肩書は2023年12月現在のものです。