クリエイティブ広告賞 マンガを使ったクリエイティブで広告賞を受賞
〜新聞5段 企業ブランディング広告シリーズ〜

担当者

塚本良介
日本経済社
関西マーケティング室
クリエイティブディレクター/コピーライター

2023年に創業135周年を迎え、繊維をはじめ自動車、住宅、エレクトロニクス、半導体、バイオメディカルなど幅広い分野に事業領域を拡げている倉敷紡績株式会社(クラボウ)。事業展開の多彩さとその実績を、日本経済新聞にてシリーズ化して発信しています。専門的な説明になりがちな産業界の課題や独自のソリューションをマンガでひも解いた広告は、「日経産業新聞広告賞 最優秀賞」を受賞しました。

課題

専門的な製品や技術と企業人の奮闘をいかに伝えるか

社会課題に向き合うクラボウの製品と社員一人ひとりの取り組みを紹介しよう、というのがこのシリーズ広告のテーマです。「面白いことやってやろう。」というタイトルを掲げ、クラボウ人の志や奮闘、製品・技術の独自性などをいかにわかりやすく、興味を持ってもらえるように伝えるか、というのが課題。主題となる製品とその貢献分野は毎回異なりますが、多くの読者にとってはおそらく聞いたこともない専門的なものです。例えば、家畜排せつ物の再資源化、建設業界における人手不足のDXによる貢献、など。解説型コピー中心の広告スタイルを当初は検討しましたが、それではクラボウ人の「面白がり魂」や「製品や技術のユニークさ」が十分に伝わらないのでは、と考えました。

実施内容

取材を通じて得たFACTをマンガの材料に

そこで設定したのがマンガです。中でも4コママンガという古典的な手法を選択しました。起承転結がシンプルな構造だからこそ、専門的な技術やそれにまつわる人の動きや想いも物語化しやすい、と考えました。広告の対象となる製品や技術について取材する度に、こんな製品が存在していたのか、地味だけど他にはないユニークな技術だ、開発者の方のその熱意がすごい、など言わば「事実は広告クリエイティブより奇なり」という驚きの連続でした。その想定外の発見を、FACTを、マンガに活かしています。だから、体裁はマンガであっても、足で(取材に基づいて)創った、骨太な広告に仕上がっていると思います。

新聞広告(5段)

成果

インナー効果の点でも高評価

このシリーズ広告は、日経産業新聞にも掲載され、企業の取り組みをわかりやすく紹介している、読者の目を引くと評価をいただき、「2022年(第49回)日経産業新聞広告賞 最優秀賞」を受賞。また、本広告を活用したコンテンツをクラボウのwebサイト(特設サイト)でも発信。広告に登場する社員の活動や事業を具体的に紹介しています。クラボウ社内においてもお互いの業務内容や姿勢がよくわかる、モチベーションが高まる、とインナーコミュニケーションの点でも高い評価をいただいています。

特設ページ「面白いことやってやろう。」
https://www.kurabo.co.jp/omoshiroikoto/

※内容および担当者の所属・肩書は2023年9月現在のものです